ブルクミュラー25の練習曲 曲目解説 その2

13・なぐさめ

穏やかな序奏に始まるこの曲は、人の心を和ませるようなしっとりした雰囲気を持っています。続く中間部で分散和音の中に歌うようなメロディーが出てきますので、その音を十分に保って優しい気持ちで弾きましょう。

14・シュタイヤーのおどり

ヨーロッパのアルプス地方の快活な民族舞踊風のワルツです。素敵な衣装に身を包み、飛んだり跳ねたり、男女で楽しく踊る様子を想像しながら弾きましょう。
初版ではダ・カーポに際して序奏がもう一度演奏されるようになっていますので、それを採用しました。

15・バラード

バラードとは「お話」という意味です。暗く不気味な雰囲気に満ちたこの曲に、どんなお話を想像しますか?中間部では長調に転調し、つかの間の明るさがのぞきます。その美しいメロディーをレガートで表現しましょう。

16・ひそかな嘆き

題名が示す通り、柔らかくも物悲しい雰囲気の曲です。曲の変化に伴って寄せ来る感情を込めて演奏しやすいので、たっぷりと想像力を働かせて演奏しましょう。

17・おしゃべり

おしゃべりをしているのは誰でしょう?こどもたち?それとも鳥たち? 同じ音を連打することで、活発なおしゃべりの様子、疲れを知らない積極的な動きを表現しましょう。その際、連打の指づかいを工夫しながら体得しましょう。

18・気がかり

はじめから終わりまで、同じ音型が繰り返されているこの曲では、和音の響きの変化で感情を表現していきます。神経質で不安げに心が揺れ動いている様子、aAllegro agitato (速く、激しく)の発想記号の通り、何かにせき立てられるような気持ちを表現しましょう。

19・アヴェ・マリア

Religioso (宗教的に)という表示のように、教会でオルガンを奏でるイメージでおごそかに演奏してください。この曲は、まずペダルをつけずに指によるレガートで演奏しましょう。ペダルをつけて弾くための導入曲ともなります。

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